アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

忙しさの中で

Twitter 始めたらブログを更新しなくなる、本当だった。気がついたら10月から更新なし。結構廃墟になりつつあるのでたまには日記書きます。といっても現時点でネタは無いですが‥。

ギターは日々どんなに仕事が忙しくとも触るようにしていますが、日々の忙しい生活の中でもほんの5分や10分でも触れば癒されるのがギターの良いところ。
そんな時弾くのはもっぱら手になじんだ曲達で、あまりうるさくなくまったり弾ける曲。僕の中では「風の詩」「桜咲く頃」「家路」「Breeze」「スマイル」とかそんな曲達を夜な夜な爪弾いている。最近は微妙にアポヤンド気味で弾くことを覚えて、一度覚えた曲でもアポヤンドで弾いてみるとこれまた難易度が上がる。同じ曲でもより上級な弾き方を目指せばいくらでも楽しめる。スルメみたいですね。

それにしてもアポヤンドは難しい。音的にメロディが一音の場合はがんばって人差し指アポヤンドを試みますが、和音が絡む部分はどうしても複数の指で弾かないといけないからメロディ弦を人差し指で弾けずアポヤンド不可能。そうなるとメロディの音量や音質が変わってしまうんですよね。まぁ、アポヤンドの熟練度も低い僕ですから、大した差はないんですが。でも楽しいです、アポヤンド。押尾さんになった気分。DVDの押尾さんのアポヤンド姿っていいですよね。指先にうっとりです。

ところで最近押尾さんから派生していろんなギタリストの曲を聴くようになっているんですが、自分の好みって本当によくわからないなぁと思うことがしばしあります。最初聴いたときに大した反応もしなかったあんな曲やこんな曲が、改めて久しぶりに聴いてみると案外「いいなこの曲」と思うことがよくある。ソロギターの世界に耳が慣れてきたのか、年を取ったせいなのか、気まぐれなのかよくわかりませんが、自分が「いい」と思えるものが増える瞬間ってなんだか嬉しいですね。そういうものをたくさん見つけて自分の周りにちりばめながら生活していきたいなと。
好きな家具や食器などをそろえて好みのインテリアに囲まれながら生活するのって幸せなことだと思いますが、音楽も自分の生活を豊かにするインテリアそのものですよね。
疲れて帰ってきてステレオをつけてポチッと好きな音楽をかける。最近はジャズにハマっています。ピアノやらドラムやら、もちろんギターやらの心地よいリズムと音色がなんとも気持ちいい。BGMで流しておける類いの音楽なので、身を入れて聴こう、というように構えなくてよいのが楽ですね。曲名とか作者とかよくわかってませんが、とにかく心地よいなと。世の中にはほんとうにたっくさんの音楽で溢れているなぁ、と実感します。
そのうちどのくらい僕は出会えるのだろう。そう考えると楽しみはたくさん転がっていますね。