アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

今年の着手曲達

今年初の日記です。ずいぶんサボっていたなぁ。

ギターの方はそれほどサボっていません。僕は大体常に2曲の練習曲を抱えるようにしていて一曲はレギュラーチューニングの曲、もう一曲は変則チューニングの曲を選ぶようにしています(2本ギターがあるので)。現在もその例に漏れず以下の2曲に着手中。

  • Fantasy (CGDGBD)
  • Breeze (レギュラーチューニング)

押尾コータローさんの新アルバム「Nature Sprit」がリリースされ、世間は「ラッシンラッシン!」言っているというのにこの選曲はなんだか時代に逆行しているようですね。でも気になってしまったから仕方がないのです。

「Fantasy」は実は去年の11月後半頃から着手していました。数年前に一度チャレンジしたことがあったのだけどイントロ(サビ?)の難解さにあっさりと玉砕。しかし最近一通り弾けるようになった「Departure」と同じチューニングということもあって、再チャレンジの意欲が湧いてきました。そして弾いてみるとあれほど難解だと思っていたイントロがなんとかがんばれば弾けるかも、という感触になっていました。少しは成長しているのかなぁ。

苦戦の末イントロを乗り越え、ほどほどに挫けそうになりながらもなんとか叩きまくりのCメロまで到達(約2ヶ月かかっています)。このままの勢いで行けるか!と淡い期待を抱いたのだけれども、やはりメジャーデビューアルバムのトップを飾る曲はそれほど甘くはない・・。Cメロの両手タッピングの大きな壁にぶち当たってしまいました。相変わらず押尾さんのタッピングパートは難しい。PVではあれほど爽やかに悠々と弾いているというのに。僕にはどうしてもこれ系は苦手。とりあえずすぐには解決しそうも無かったのでここは潔く後回しにし、アウトロを先にやっつけてショートバージョンで終われるところまではいきました。
あと地味に難しかったのが、曲のつなぎ目として随所に出てくるベースパートのリフ。低音弦のLHとアタックミュートと親指ボディヒットがなんとも心地よいリズムで刻まれる部分です。スコアを眺めていても全然イメージ沸かないのでPVやライブDVD頼りに擦り切れるほどスロー再生リピートしつつ分析&解析にあたりました。毎回感じるんだけれども、こういう作業って小さい頃におもちゃとかを分解してその仕組みがわかっていく類の心地よさと似たようなものがあるなぁと。そしてある時、点と点が繋がって「なるほど!こういうことだったのか!」と閃く瞬間がたまりません。そうなれば分解したものを再び自分の手で組み立て直して再確認。押尾さんの音楽は「完成品を聴く楽しさ」と「自分で一から組み立てる楽しさ」の両方を与えてくれるようで素晴らしいな。あとはタッピングパートを地道に組み立てて完成に近づけて行きたいところです。


「Breeze」はまだ着手して一週間も経っていないけれど、「Fantasy」と同じように再チャレンジ曲してみて感じとしてはなんとかいけそうな感触。1コーラスの終盤まで覚えたので試しに録音して聴いてみたところ、リズムも音の伸びもボロボロでまだまだ聴けたものではないですが、なんとなくそれっぽい感じに弾けつつあるのが嬉しい。でも参考にできる映像がまだ見当たらないんですよね・・・。まぁ、自力で頑張っていこう。
というわけで、今年もこんな感じでスローペースながら弾きたい曲を弾けるようにがんばって行こうと思います。