アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

1弦3弦が難しい

ふと「Passion」が弾きたくなってしまったので着手してみました。レギュラーチューニングでバラード以外の曲は初めて。やはりレギュラーなのは手をつけ易くて良い。その分、オープンのように誤魔化しが効きづらいところが難点ですが。

イキナリイントロからあの雰囲気を出すのが難しい。楽譜に↑↓が書いてあってそのまま弾こうとするとアタックミュート気味なストロークで弾くことになって単音を鳴らすことが困難だ。「Panorama」ライブの押尾さんを見るとそれほど最初からはアタックミュートしておらず、アルペジオ風に弾いているのでそれを参考に。アタックミュートでノリを出すのとアルペジオでしっかりメロディーを鳴らすところとを意識して弾いたほうが良い気がする。

Aメロはスコアでは常に1弦3弦を弾くよう指示されているが、DVDでは偶数音を小指を使って1弦のみ弾いているのでこちらを採用。右手の方は人差し指と中指で2弦を挟んだ形でメロディー弦を弾くのがなんとも慣れない。これは結構訓練が必要そうだな。そしてラズゲアード気味に低音弦だけど「ズジャジャ!」って弾くところがまた独特で面白い。この辺がフラメンコのテイストを醸し出しているポイントなのかな。

思えばたしか一年くらい前に一度この曲に挑戦した時は早々とAメロで挫折してしまったけれど、今回やってみると意外と行けそうな雰囲気で嬉しかった。小指が順調に育ってくれているみたいだ。

とりあえず一週間くらい地道に弾き込んでAメロの折り返しまでゆっくりとなら弾けるようになってきた。ここまでいけば繰り返しで永遠とAメロを弾き続けることができる。RPGで言えば最初のセーブポイントまで到達できた気分だ。何度も往復して経験値を溜めよう。これから先はきっと長い旅になりそうだから、焦らず一歩一歩先を目指していこう。