アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

年末年始は新曲に着手

年末から正月にかけては自宅や祖父の家でひたすら弾き腐っていました。
「Tension」の精度を上げるためいろんな速さで弾いてみたりもするがやはりイントロが安定しない。だいぶ弾きすぎてわけがわからなくなってきた感じもする。こういう時は入れ込みすぎずに別の曲をやってみるのもよいだろう。
そこで合わせたチューニングは「太陽のダンス」や「オアシス」の AEEF#BE。アップチューニングがあったので今まで敬遠していたチューニングであったが shimio3さんやtakaさんの影響で「太陽のダンス」が弾きたくてたまらなくなってしまった。実際チューニングしてみるとアップチューニングなのは比較的太い4弦だからそれほど切れる心配もなさそう。

イントロはスコアにしたがってゆっくり弾いてみると「本当に合っている?」と思うくらい何を弾いているのかわからない。人差し指のアップピッキングのタイミングとLHのH/Pのタイミングを合わせるのがなんとも難しい。shimio3さんの左手の映像を参考に始めの 9,10フレットは 3,4 の指で抑えていたが、押尾さんのDVDでは 2,3となっていた。僕には 2,3の方がやり易かった為こちらを採用することに。だいぶ慣れてくるとソレっぽく聴こえるようになってきた。それにしても7フレ LH 後のアタックミュートの「ダ、ダン」がなんとも気持ちが良い。

Aからもリズムの取り方が難しい。一定のリズムで刻む「翼」や「Splash」と違って各小節とも同じ指のパターンが少ない。アタックミュートありLHのH/Pありハーモニクスありと押尾奏法満載だ。特に4フレを人差し指でバレーしながらの小指 H/P 3連続は慣れないとかなり難しい。「Tension」でもAメロに同じような箇所があったものの3連続でない分まだ易しかった。あとフレット間の動きも大きく11弦バレーから4弦バレーへのスライドなどは視野を広くしてフレットを見失わないよう保つ必要がある。

A'の最後の「slap」がいまいちどのように弾けばいいのかわからない。押尾さんのDVDを見てもスコアの解説に書いてあるような弾き方はしてないように見えるが・・。

Bからはバレーの形を保つパートが続く。時折ベース音が3連続で入っている箇所があり指がついていかない。思わずメロディーも3連続で弾いてしまう。とりあえずBの後半までのスコアは覚えたもののまだまだ「太陽のダンス」には程遠い。
この曲を実際に弾いてみるとわかったのが、曲の緩急というかメリハリがとても重要なように思えた。ゆったりとしたメロディーかと思えば跳ねるようなメロディーで H/P &アタックミュートをガシガシ刻むところもあり、また細かいストロークや人差し指と親指を交互に交差させる奏法でコード感を出したりとめまぐるしく展開が変わっていく。アタックミュートとストロークの箇所の違いもちゃんと意識しておかないと曲がうるさくなり過ぎてしまいそうだ。

このチューニングだと「太陽のダンス」の合間に「オアシス」に寄り道できるのもまた嬉しい。ダンスに疲れた後はオアシスでゆっくりと癒されることにしよう。