アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

イントロのH/P

なんとなくだけど、一週間ぶりに「Tension」を弾いてみると、イントロのH/Pが前よりスムーズに弾けているような気がした。毎小節頭の人差し指H/Pが前は早すぎて世話しない演奏に聴こえていたのが、それなりのタメを作ってH/Pできるようになった。しばらくギターを弾かないことで無駄な力が抜けたのかもしれない。その代わり、他の箇所の押弦が甘くなっていてメロディーが途切れまくり・・・。やっぱりギターは弾かないとダメだなぁ、と実感。

それと、「Tension」はだいぶ煮詰まってきている(僕の技術的な限界点)ので、ちょっと浮気して「Chaser」に着手してみた。まず「Tension」とのチューニングがほぼ一緒なのがいい。(4弦だけ D → C) それに、まだ未熟な演奏のうちは「Tension」と同じチューニングで弾いてもそれなりに聴こえてしまう。というわけで、実は前からやりたかったのと「Tension」との共存しやすさから着手に決定。

イントロは右手でハーモニクスを鳴らしながら左手でのベース音H/Pを維持するのがなかなか難しい。Aメロは折り返しポイントのパーム&連続ハンマリングとかサビに入る直前にちょっとクセがあるかな。Aメロはなんとなく右手の動きが「SPLASH」の感じに似ているのでそれを応用すればいけるかも。サビは比較的弾きやすい。ただ低音弦バレーからオクターブ弾きへのスイッチがちょっと難しいかな。間奏は・・・叩きまくりなんだけどCDのあの雰囲気を出すのはなかなか難易度高そう。ひとまずパス・・・。中でも一番気持ちが良いのはやはりサビの繰り返しの部分かな。早くここをスムーズに弾けるようになりたい。

それになんといってもこの曲の良いところは曲全体に「Tension」にも通じる「緊迫感」が漂っているところかな。ロック調でスピード感もあって低音ガンガン・アタックミュートガンガンな勢いのある曲なんだけど、特にサビのメロディーを聴いていると張り詰めた緊迫感の中に切なさが伝わってきて泣きそうになる。思わず自分で弾いていながらも感情移入して陶酔してしまった。「翼」や「Departure」みたいに明快で清々しくてポップな曲ももちろん良いんだけど、僕は押尾さんの曲にはこういう切なさや緊迫感を含んだマイナーな曲により魅力を感じてしまうな。「Dramatic」ライブ、見たくなってきた・・・。