アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

土田英順さんのチェロコンサート

先日、ギターではないですが、チェロのコンサートに行ってきました。土田英順さんというソリストとピアノ伴奏者との組み合わせの演奏です。実は去年もこのコンサートに行ったことがあり、今回で2度目になります。

久々に聴くチェロの音、すごくいいです。特にチェロの太い低音の音が好きですね。チェロとピアノの組み合わせってすごく合うと思います。チェロがメロディーを弾いていると思えばいつの間にかピアノにスイッチしていたり、その時のチェロはベースのように低音を渋く鳴らしていたりと。チェロは基本は一本の弦を弾いているように見えますが、時々和音で2本の弦を同時に弾いていたりしてその迫力と和音の美しさに思わずうっとりしてしまいました。

曲はなじみのある映画音楽や冬のソナタとかピアソラの名曲集などいろいろやってくれました。土田さんの魅力はチェロだけではなく、演奏の合間のお話にもあると思います。落ち着いた親しみやすい語り口調で、海外旅行をした時のエピソードなどを丁寧かつユーモアを交えて楽しくお話してくれます。土田さんはよく一人で海外に行くらしく、今回のお話ではトルコ旅行について話していました。僕も海外には何度か一人旅をしているので土田さんの話すエピソードに強く共感でき、また海外旅行に行きたいなーという気持ちにさせてくれました。こないだタイに行ったばかりですが(^^; やっぱりソリストは演奏はもちろん、人柄や親しみやすさっていうのは重要なのかなと思います。

最後のアンコールでは「リベルタンゴ」「My Way」を弾いてくれました。押尾さんの「リベルタンゴ」も凄いですが、やはり本場チェロでの「リベルタンゴ」は圧巻でした。最後の最後でも鳥肌が立つくらいの演奏を聴かせていただけてとても良いコンサートでした。またそのうち行きたいです。