アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

指のベース音

相変わらずメインの練習曲は「Departure」です。最近なんとなく親指の精度が上がったような気がします。前はよくアタックミュートしながらの爪弾きで6弦と5弦を間違って弾くことが多かったのですが、だいぶ指がその違いをかぎ分けてくれるようになってきたというか。そのせいか、昔はメロディーというか高音側の音を重視して弾いていましたが、最近は低音のベース音をできるだけ重視して弾いています。ベース音がしっかりと出ていると、演奏に安定感が出てよりしまって聴こえますね。

どうしてこの親指の変化を感じたのかなと思い返してみると、最近は曲の練習をするときにメトロノームでゆっくりめのリズムに合わせて弾くようにしていて、その時にできるだけ右手の指が確実に弾くべき弦を弾くように集中するようにしていたからかもしれません。その時の、親指が弦を確実に捉える感覚が自然と身につき始めているのかも。

何事も行き詰って前が見えなくなったときには、少し落ち着いてゆっくりと現状を振り返ることが必要なのかもしれませんね。