アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

Dean Markley ALCHEMY

volpe01042006-05-21

久しぶりに弦交換をすることにした。記録をみると前回弦を換えたのは 1月22日の Dean Markley フォスファーブロンズだから、実に4ヶ月ぶりに換えることになる。この弦はほぼ毎日チューニングを変えているにもかかわらず、まったく切れることは無かった。というか、最近ギターの弦が切れるという場面に遭遇した記憶がないなぁ。思えば、押尾コータローさんの曲をやりはじめてからかもしれない。フラットピックでガシガシ弾いていた頃は毎週のように切れていた時もあったのに。

で、今回は Dean Markley の ALCHEMY(12-54) という弦に張り替えることにした。前回に続き Dean Markley だけど ALCHEMY は GOLDPHOS なので全弦がゴールドで見た目も綺麗だ。HD-28V がいつにも増して豪華な雰囲気を醸し出している。音は PhosBronze に比べるとちょっと落ち着いた感じで、あまり高音のシャリシャリした感じは少ないように思える。その代わりなんというか音に艶がありとても上品に響いてくれて、張りたての新品弦なのにうるさ過ぎず耳に心地が良い。テンションも低めで押さえ易い。表面は若干コーティングされているのかな。でもエリクサーほどツルツルではないから、適度なグリップ感もあるし指の感触も悪くない。今まで使ってきた弦の中でもかなりバランスの取れた弦だと思う。


それにしても弦の良し悪しを判断するのって難しい。前張っていた弦と比べるにしても、数ヶ月前の張りたての音色の記憶を頼りに比較せざるえない。ギターフリークのみなさんはその辺りの評価をどうしているんだろう。もしかして録音しておいて比べたりしているのかな。それにはより生に近い正確な音を残せる環境が必要だけれど。
ギターの弦って値段が高ければ良い(好みの)音とは限らないはず。やはりとにかくいろいろ試してそれぞれの弦の個性を耳で覚えていくしかないのかな。そう考えると、弦の評価ってワインのテイスティングのように難しい・・。

さて、ワインでも味わいながらポロポロと爪弾くとするかな。