アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

Dean Markley PhosBronze

volpe01042006-01-22

2ヶ月ぶりくらいに愛器 HD-28V の弦交換を行った。今まで使っていた弦はエリクサーのフォスファーブロンズライトゲージ。さすがにエリクサーだけに寿命が長かった。というかほぼ毎日チューニングを変えまくっていたにも関わらず、結局今日交換するまで切れることは無かった。一体どんだけもつんだろう。でもさすがに2ヶ月も経つとコーティング部分が剥げてきて、見た目も良くないし(これは結構重要)音的にも少し曇ってきたので換えることにした。

僕が弦交換をする時は弦を取ったついでに弦の真下などボディーの普段拭きづらい部分をポリシュで綺麗にしたり指盤を磨いたりもする。ボディーは毎日弾いた後にさっと軽く拭いてはいるんだけど、押尾奏法の Parm の際に手首が当たる部分は案外汚れている。汗が乾いて固まった汚れなのかな。普段こまめに拭いているつもりでも意外と光に当てたりするとしぶとく残っていたりする。こういうのを黙々とポリシュでゴシゴシ落とす。1〜2ヶ月に一回の弦交換は同時にギターの大掃除になってるな。「いつもご苦労さま」という感謝の気持ちで隅々まで綺麗にしてあげている。


今回換えた弦は「Dean Markley PhosBronze」。大阪に行ったときにどこかの楽器屋さんで「押尾コータロー使用弦」という売り文句に惹かれて買ってしまったもの。値段は 1600円弱だったかな。使ってみた感じはまず今まで使っていたエリクサーよりもテンションが少ないこと。もしかしたら今回はちょっと多目に巻いたからそのせいかもしれないけど、やっぱりテンションは低い方が弾き易い。音は換えたてというのもあってか、結構弦一本一本が主張している感じでジャキジャキしている。その分「翼」を弾いてみても3弦のメロディーが結構浮き出てていいかも。練習中の「Departure」でもサビの高音がジャリっと出てて気持ち良い。
弦の表面はエリクサーよりは明らかに滑りが悪いけど、これはコーティングされているのかな。まぁ、エリクサーはどちらかというと滑りすぎるくらいだから僕としてはこれくらいでも充分押尾曲は弾けるし、むしろ適度にグリップ感が増して弾き易いかな。

ギターって弦を換えただけでも結構違いが楽しめて面白い。これからもいろいろ使ってみて、忘れないようにその感触を記録していこうっと。