アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

音が変わった?!

ここ2〜3日、HD-28Vを弾いていてなんとなくその変化に気がついた。


こいつがうちに来てから約4ヶ月くらい経つかな。でも、そのうち1ヶ月半くらいは入院していたから、実質2ヶ月半くらいか。2週間前くらいに弦高調整から帰ってきてからしばらくノーマルチューニングでしっとりとバラード系を主に弾いていた。そして最近、久々にDADGADにしてストローク系の「翼」や「SPLASH」を弾いてみると、やけに高音が響くのに気がついた。買った当初は、低音の迫力がすごすぎて、どちらかというと高音は低音に隠れていたような感じだったのだけど、今はそいつらを押しのけて思いっきり前に出てきている感じ。なんというか上手く表現するのが難しいんだけど、金棒をコンクリートに落とした時のキャリーンというような感じ。よく鈴なりというような表現を聞くけど、まさにそんな感じなのかな。だから中音域でメロディーを奏でる部分で、うっかり今までの感覚で高音弦を一緒に弾ききっているとメロディーが隠れてしまうくらい。


ギターの音が変わるとか成長する、というのはよく耳にしていたけれど、実体験として肌でそれを感じたのは初めてかもしれない。少なくとも初めて買ったモーリスのエレアコではそのような変化を感じなかった。そしてさらによくよく聴くと、高音だけではなく低音から中音域も全体的に音量が上がっているような気がする。ボディーに響く振動が明らかに今までと違う。こんなに鳴っていて近所迷惑にならないか心配なくらい。うーむ、マーティン恐るべし。ますますこいつと過ごす時間が楽しくなりそうだ。遠慮せずガンガン弾いてあげよう。


改めて思うけれど、ギターを弾くならやっぱり良いギターと過ごすのにかぎるね。高い買い物だったけれど、まったく後悔してません。むしろこいつとの出会いに感謝。