アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

親指の位置

押尾コータローさんの「SPLASH」や「翼」のサビを弾いていると、高フレットで細かく小指とかでメロディーを押さえる時はどうしても不安定になってしまい、上手く鳴ったりかすれた音になったりしてしまう。結構な時間練習しているんだけどなかなか安定しない・・・。


それで初心に戻って、ゆっくりじっくり弾いてみる。不安定になる箇所は、「SPLASH」のサビでいうと小指で1弦12フレットを押さえる瞬間で、1フレーズで3回くらいある。3回目の人差し指で456弦をバレーしながら小指で1弦を押さえるところが一番ミスりやすいことがわかった。なんでだろう・・・と分析。じっくり何度も繰り返す・・・。


そしたら、あることに気がついた。バレー気味で押さえるときに上手く押さえられないときは、親指の位置が内側に入りすぎていて、小指に力が入りずらい形になっている。そこでサビに入ったところで、バレーに握りなおすことを想定して親指を今までよりも外側になるように意識して弾いたところ、テコの原理で小指に力が入りやすくなり、すごくコードチェンジしやすくなった。鳴る鳴る、前よりもスムーズに鳴る。親指の位置ってすごく重要なんだなぁ、と感じた。


今わかったことを改めて頭に叩き込んで他の部分を弾いてみる。安定しない部分っていうのは、やっぱり親指の位置がちゃんと固定されていなくて、なんとなく押さえているから毎回微妙に違う位置にあることが多い。「このパートでは親指はここ」という感じでしっかり親指の位置に意識して型にはめることって大事かもしれない。「翼」のサビも前より安定して弾けるようになった気がする。ほんのちょっとした事なんだろうけど、ちょっとしたコツに気がついて少しでも上達した気になれるのは、なんだかとても嬉しい。