初マーティン

先日、通っているうちに仲良くなった店員のいる楽器店で、初マーティン体験をしてきた。弾かせてもらったのは 000-28EC と D-35 。なにせ初マーティンだから店員さんからギターを渡されたときに「本当に俺が触っていいの？」という感じだった。どきどきしすぎてまともに弾くことさえできない。簡単なコードをジャーンと鳴らすのが精一杯だった。終始頭が真っ白な状態だったから、細かいことは覚えていないけど、とにかく良い音だった。なんというか、低音が腹にずっしりときて、高音がシャリーンって。000-28EC の方が上品な感じがしたかな。000タイプだけに持ちやすくて体に心地よい。弦高も低くてバレーコードが押さえ易いし。D-35 の方はドレットノートなだけにボディーが大きくて厚くて少し抱えなれていない感じだったけれど、音がドーンって前に出る出る。俺のギターとは大違いだった。
これがマーティンなのか・・・。

マーティンといえば定番の D-28 だけど、あいにく前の日に売れてしまって店頭には置いていなかった。俺が狙っている HD-28 もなかった。店員さんにそのことを話したら、今度機会があったら取り寄せとくと。なんか俺が言ったからって店頭に並んでしまったら、買ってあげないと悪い気になるなぁ。まぁ、ちゃんと弾いてから確かめますけど。

ネットで HD-28 のことをいろいろと調べていたら HD-28V というのもあるのを知った。 HD-28 のヴィンテージバージョンらしく、見た目はそれほど変わらないけれど微妙に音が違うみたいだ。とりあえずなんとなくわかった違いは、HD-28V の方が低音がより出る。音としてのバランスは HD-28 の方がよいかも。どちらもフィンガーもストロークにも対応できる。やっぱヘリンボーンがかっこいいな。どっちも弾いてみたい・・・。さて、これから週末は本格的に楽器屋巡りをしようかな。東京の黒澤楽器に行けば一発で済むんだろうけど・・・。いやぁー、マーティン欲しくなってきた！　思いっきり SPLASH を弾いてみたい！