アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

欲しいギター

なんかありきたりかもしれないけれど、ギターの情報をいろいろと知れば知るほどやっぱりマーチンのギターに憧れてしまう。この間も東京へ行ったときに黒澤楽器に寄ってみてマーチンギターを堪能してきた。といっても、試奏する勇気も実力もないから眺めるだけだったけれど。見ているだけで不思議とうっとりしてしまう。まだまともに生でマーチンの音を聴いた事ないし、「良い」と思っているのはいろんなところから入る情報のせいかもしれない。それでもいつかはマーチンが欲しい、となぜか思ってしまう。


音がよくわからないうちはやっぱり見た目の印象が強い。僕が今気に入っているのがヘリンボーンと呼ばれる魚の骨みたいな縁取りがしてあるギター。その中でも、D-28系の HD-28 というのがすごく気になる。値段は新品で30万弱だったかな。アコギ歴一年ちょっとの僕にはまだまだレベルの高すぎるギターなのかもしれない。


でも良いギターというのは弾けば弾くほどに音が進化していくという。「上手くなってから買おう」というのは良い心構えかもしれないけれど、下手なうちでも良いギターと共に人生を歩んでいって、10年20年経った頃にギターも実力も共に成熟していくのもなんかいいなと思う。50歳になって、20年間共に歩んできたギターをいつまでも弾いているのって、なんだかとっても素敵なことのように思えて。「僕にはまだ早い」っていつまでも恐れないで、楽器屋に行ったらどんどん試奏してマーチンの音を知ることから始めてみようかな。気に入ったら買えばいいさ。そんな事を思う今日この頃。