アコギのある風景

押尾コータロー好きなおじさんのギター日記

まだまだ3フィンガー

3フィンガーをひたすら練習。3フィンガーは親指が特に忙しい。ベース音によって6弦から3弦まで弾き分けるから、慣れないと狙った弦を弾けない。コードストロークのようにアバウトには弾けないな。頭の中で「次のコードはCだからベース音は5弦で・・・」と考えながら弾かなくちゃいけない。考えずに無意識に弾けるように、とにかくひたすら繰り返し練習だ。


3フィンガーを練習していると押尾コータローの「SPLASH」の弾き方が少しわかってきた気がする。押尾さんのはほぼ2フィンガー気味だけど、3フィンガーの形でも合間に薬指と中指で1弦を狙ってデコピンすれば「チャ」になる。今まで無理やり似せてなんとなくそれっぽく弾いていたけど、やっぱ基本をしっかり学んで応用技をプラスしていかないと本当に上手くはなれないのかもな。人差し指で狙った弦を弾き分けられるようになる為にも、3フィンガーをもっと練習しなきゃだめだ。


でもきっと、基本練習が大事なのは間違いないことだけど、基本練習って単調な繰り返しが多くてあまり面白いものじゃない。だから、基本練習の合間に上手く実践練習も交えてギターを弾く「楽しさ」を忘れないようにするのが長続きするコツなのかもしれない。やっぱ好きな曲を弾いている時は楽しいしね。基本練習に飽きたら好きな曲を弾く。そしたらいつの間に完成度が上がっていたりするし。

STARTING POINT
僕の場合はすっきりしたくなったらひたすら「HARD RAIN」を弾いている。ついつい力が入ってスカルプチャの磨耗が激しいし、タッピングハーモニクスのやりすぎで中指がヒリヒリしてしまうけど、とにかく理屈ぬきで楽しい。まだまだ荒削りな感じだけど、そんな無条件に楽しめる曲を一曲でも持てると、ギターを続けていくことって意外に楽なのかもしれないな。